2024年9月の活動紹介

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[1] 国問研主催公開イベント

■ 当研究所 軍縮・科学技術センターは9月4~6日にかけて、2024年度「軍縮・不拡散講座」を開催しました。若手研究者、実務担当者、マスコミ関係者、学生等、30名の対面参加および29名のオンライン参加を得てハイブリッド形式にて実施しました。
https://www.jiia.or.jp/topic-cdast/event/20240904-01.html

■ 9月19日、ウクライナのシンクタンクであるウクライナ・プリズム(Ukrainian Prism)と共催で「ロシア・ウクライナ戦争の世界的影響("Global Consequences of the Russian-Ukrainian War")」と題するラウンドテーブルを行いました。冒頭、吉田朋之・当研究所所長、セルゲイ・コルスンスキー・駐日ウクライナ大使及びヘナディ・マクサク・ウクライナ・プリズム所長から開会挨拶があり、続いて日本及びウクライナ双方の専門家・有識者が「日本・ウクライナ関係」及び「インド太平洋地域と欧州地域をめぐる国際秩序」の各議題について活発な議論を行いました。
https://www.jiia.or.jp/eventreport/20240919-01.html

■ 9月17日から20日にかけて、第47回海洋法国際会議がペルーで開催されました。海洋法国際会議は国連海洋法条約の採択を機に、海洋における「法の支配」確立に向けた課題を討議するため開始され、海洋法分野では最大規模の学術研究及び政策フォーラムとなっています。今次会合はペルー外務省(Ministry of Foreign Affairs of Peru)、米国海軍大学校(The U.S. Naval War College)、世界海事大学笹川世界海洋研究所(WMU-Sasakawa Global Ocean Institute)、ペルー海軍(Peruvian Navy)、ペルー国際法学会(Peruvian Society of International Law)、コペンハーゲン大学(University of Copenhagen)、グジャラート海洋大学(Gujarat Maritime University)、日本財団IMO国際海洋法研究所(IMO International Maritime Law Institute)、国際海事機関(International Maritime Organization)、ヨン・ファン・ダイク国際法・正義研究所(Jon Van Dyke Institute for International Law & Justice)との共催で行われました。
https://www.jiia.or.jp/eventreport/20240917-01.html



[2] シンクタンク等との協議

■ 9月12日に、英国王立国際問題研究所(Chatham House)をはじめとする様々なシンクタンク所属の有識者とラウンドテーブルを開催し、インド太平洋地域における安全保障環境の変化について認識を共有するとともに、米国大統領選挙の行方とそれがインド太平洋地域にもたらす影響について日米英の専門家が意見交換しました。特に、いわゆるグローバルサウスの国々にいかに接していくべきか、及びマルチラテラルな国際枠組みをどのように促進するかについて活発な議論が行われました。
https://www.jiia.or.jp/eventreport/20240912-01.html

■ 9月30日、第11回JIIA―INSS協議会をソウルにて実施しました。この協議は、韓国・国家安保戦略研究院(INSS)との間で2010年より開催しているものです。今回の協議には吉田朋之・当研究所所長、韓碩熙(ハン・ソクヒ)INSS院長をはじめ、日韓双方から専門家・有識者が参加し、「国内政治の変化に対応した日韓関係の持続性の模索」「日韓協力の促進を通じた北朝鮮対応の方案」について意見交換を行いました。
https://www.jiia.or.jp/eventreport/20240930-01.html


[3] メディア出演 (新聞・テレビ・ラジオ等)

■ 9月5日付朝刊1面信濃毎日新聞「ネット偽情報対応義務化」に、桒原響子研究員のインタビューが掲載されました。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS202409040105
*著作権により、記事のご案内のみをさせて頂いております。

■ 9月5日付朝刊6面毎日新聞「政府検閲懸念根強く: 偽広告対策 表現の自由保障 課題」に、桒原響子研究員のインタビューが掲載されました。
https://mainichi.jp/articles/20240905/ddm/008/040/079000c
*著作権により、記事のご案内のみをさせて頂いております。
同様の内容は、以下新聞でも掲載されました:
9月5日付河北新報、9月5日付デーリー東北、9月5日付東京新聞、9月5日付新潟日報、9月5日付京都新聞、9月5日付山口新聞、9月5日付高知新聞

■ 9月13日、小谷哲男主任研究員がBS日テレ「深層ニュース」に出演し、ウクライナ情勢について解説しました。
https://www.bs4.jp/shinsou/articles/ebo05pdscfeo67dt.html

■ 9月14日、小谷哲男主任研究員がBSテレ東「日経サタデー ニュースの疑問」に出演し、米国大統領選挙について解説しました。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/202409/24474_202409140930.html

■ 9月15付オランダの日刊紙「Het Financieel Dagblad」の日本製鉄によるUSスチールの買収に関する記事に、舟津奈緒子研究員のコメントが掲載されました。
https://fd.nl/bedrijfsleven/1530404/japan-begrijpt-niets-van-amerikaanse-weerstand-tegen-deal-us-steel-en-nippon
*著作権により、記事のご案内のみをさせて頂いております。

■ 9月17日、小谷哲男主任研究員がBS11「報道ライブ インサイドOUT」に出演し、ウクライナ情勢について解説しました。
https://www.bs11.jp/news/houdou-live-insideout/

■ 9月19日、小谷哲男主任研究員がBS日テレ「深層ニュース」に出演し、自民党総裁選について解説しました。
https://www.bs4.jp/shinsou/articles/8rnftdae9ee6ae79.html

■ ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語ニュース記事「深?での日本人男児襲撃により高まる日中関係の緊張」(9月22日付)に、飯嶋佑美研究員のコメントが掲載されました。
https://www.voachinese.com/a/death-of-japanese-boy-shenzhen-strain-sino-japanese-relations/7793348.html

■ 9月24日、小谷哲男主任研究員がBS日テレ「深層ニュース」に出演し、ロシア軍機の領空侵犯について解説しました。
https://www.bs4.jp/shinsou/articles/a4ijt17ifho6vix6.html

■ 9月24日、李昊研究員がBSフジ「プライムニュース」に出演し、日中関係について解説しました。
https://www.bsfuji.tv/primenews/archive/2024.html

■ 9月26日付けのBloombergの自民党総裁選と日米関係に関する記事に、舟津奈緒子研究員のコメントが掲載されました。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-09-26/japan-s-next-pm-faces-challenge-of-new-us-leader-and-tension-with-china?srnd=phx-politics
*著作権により、記事のご案内のみをさせて頂いております。

■ 9月27日付の朝日新聞デジタルに「『水平的エスカレーションに日本も』 海自護衛艦の台湾海峡通過」と題する小谷哲男主任研究員のインタビュー記事が掲載されました。
https://digital.asahi.com/articles/ASS9V2QY3S9VUTFK019M.html?ptoken=01J8RFXBXN0R611AG8WFQEGH8T
*著作権により、記事のご案内のみをさせて頂いております。


[4] 寄稿 (雑誌・ジャーナル等)

■ 9月18日、小谷哲男主任研究員がnippon.comに「『もしハリ』『もしトラ』 内向き米国に備えよ」と題する論考を寄稿しました。
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01041/

■ 小南有紀研究員の「英米『特別な関係』とレバノン駐留多国籍軍――対米協力をめぐる英国の苦悩、1982-1984年」が『国際安全保障』第52巻第2号(2024年9月)に掲載されました。
https://is-japan.org/journal/articles_jp.html#52_2


[5] 登壇 (国問研主催以外の行事)

■ 9月2日から4日にかけて、桒原響子研究員がドイツ・ミュンスターで開催された偽情報に関する国際会議MISDOOM 2024(ミュンスター大学主催)に出席し、「Foreign Information Manipulation and Interference: Vulnerability and resilience of liberal democracies」と題するパネルに登壇しました。
https://www.misdoom2024.uni-muenster.de/

■ 9月24日から25日にかけて都内で開催された「Critical Minerals Japan Conference and Exhibition」に松本好一郎部長が登壇し、「Premium Presentation: Seismic Shift in Geopolitics in Asia ? Japan’s Response」と題する講演を行いました。
https://www.criticalmineralsjapan.com/