イベント実施報告

公開ウェビナー「偽情報戦争:2024年台湾総統選を受けて」

2024-02-09
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日本国際問題研究所は、2024年2月9日に、足立吉樹・防衛研究所副所長をパネリストとしてお招きし、加えて桒原響子・当研究所研究員がパネリスト、松本好一朗・当研究所研究調整部長が司会を務め、公開ウェビナー「偽情報戦争:2024年台湾総統選を受けて」を開催しました。

本ウェビナーは、台湾総統選挙が2024年1月13日に実施され、偽情報等を用いた同選挙への介入および台湾の偽情報対策が大きな注目を集めていることを受けて開催されました。パネリストによる講演セッションでは、偽情報の定義や情報関連戦の種類、認知領域における戦いの歴史などの情報戦全般について、また台湾が近年偽情報対策として力を入れている「社会全体アプローチ(whole-of-society approach)」の取り組みなどについて紹介されました。その後の質疑応答セッションでは、中国による偽情報キャンペーンの成否、台湾でのリテラシー教育、日本への教訓などについて議論されました。