開催日:2024年11月2日(土)(TKPガーデンシティ博多)
共催:日本国際問題研究所、九州大学大学院法学研究院
現在の世界は「歴史の転換点」にあるともいわれ、日本を取り巻く国際情勢も厳しさを増しています。本シンポジウムは、現在の国際問題の起源の多くが冷戦終焉の過程にあるという問題意識のもと、政治外交史の視点で現代を捉え直すことを目的としたものです。各国・地域にとって冷戦終焉はいかなる経験であり、ポスト冷戦期の政治外交をいかに規定したのか。冷戦終焉の前後で、日本を取り巻く東アジア国際関係の何が変容したのか。冷戦終焉に関する多様な論点について、各国・地域の政治外交を研究する専門家たちが議論しました。
〈第1部〉 | 「西側同盟から見た冷戦終焉」 | |
モデレーター | : | 細谷雄一(慶應義塾大学教授/日本国際問題研究所上席客員研究員) |
パネリスト | : | 板橋拓己 (東京大学教授) |
中島琢磨(九州大学教授) | ||
山口 航 (帝京大学専任講師) |
〈第2部〉 | 「東アジアで冷戦は終わったのか」 | |
モデレーター | : | 川島 真(東京大学教授) |
パネリスト | : | 小林聡明(日本大学教授) |
福田 円(法政大学教授) | ||
益尾知佐子(九州大学教授/日本国際問題研究所客員研究員) |